New「プロフィール&ブログコンセプト」

今こそ必要とされるアートの本質とは?『13歳からのアート思考』読んで感じた事

こんな疑問に答えます!
  • 変化の激しい世界で生き抜く為に必要な事とは何か?
  • 『13歳からのアート思考』から感じた事
目次

なぜ今アートについての話なのか?

実は、アートの世界にも一瞬にして状況が変化するような出来事があり、そんな中でも今でも存在し人々はアート作品に魅了され価値を感じ高額で取引されています。生き残りの要因やその根底に何があるかを紐解く事が今の時代を生き抜く参考になると思います。

アートの歴史

大枠での西洋美術の歴史をたどります。

さかのぼる事、14世紀『ルネサンス』です。西洋美術の基礎となる多くの技法が14世紀あたりからはじまるこの時期に生まれました。画家は、主に「教会」「お金持ち」によって雇われ依頼された絵を描いていました。

「教会」が求めたものはもちろん、「キリスト教」をテーマにした宗教画です。16世紀頃までのヨーロッパではごく一部の知識階層を除き、文字を読める人はほとんどいませんでした。そんな中でより一層キリスト教を広める為に絵画によって聖書の世界観をビジュアル化するという手段が取られたのです。聖書の内容を「現実味を帯びた絵画」にする事でより多くの人が明確なイメージを共有する事ができます。

「お金持ち」ですが、やはり代表格は「王侯貴族」です。王侯貴族たちは「肖像画」を求めました。当時、権威や権力を占めすうえで、自分の姿を残すことができる肖像画は欠かせないものだったがらです。当然ながらそこで求められるのは、アーティストの個性的な表現よりも、「生き写しである可能ような正確な表現」です。

また、王侯貴族のあいだでも「キリスト教」が主題の絵画は人気でしたし、「神話」を取り扱った作品はもてはやされました。ギリシャ神話は、ルネサンス期の西洋人にとっては欠かせない教養でした。これらの絵画を所有することで、本人の学識を誇示できると考えられていたのです。

これらの絵では、遠い昔の物語が、まるで今ここに存在するかのように「臨場感ある表現」で描かれる事が求めれらました。

さて、時代が進み17世紀ごろになると、絵画を購入する新たなお金持ち階層として「裕福な市民」が登場してきます。経済的余裕のできた市民は、「肖像」以外にも「風景」「日常生活」「静物」などを題材にした絵画を欲しがります。しかし、その目的はあくまでも自分たちの生活や故郷などの一場面が切り取られ見事な絵として描きあげられる事でした。そこでもやはり「現実感のある表現」が望まれたのです。

ルネサンスの時代には、数多くの優れた画家が登場し、膨大な作品が生み出されました。しかし、そのほとんどが教会やお金持ちからの要望によって描かれたものであり、一貫して求められていたのはまるで手を伸ばせば触れるような「写実的な表現」でした。画家たちは、目に映る3次元の世界を2次元のキャンバスに書き写すにはどうすればいいのかをめぐり思考錯誤を続けていました。

当時は、ほとんどの人々にとって「すばらしい絵」とは「目に映るとおりに描かれた絵」であり、それこそがアートの正解と考えられていたのです。

アートの世界を変えた出来事とは?

「カメラ」の発明です。世界最初の写真は1826年に撮影されました。その後、改良が重ねられ20世紀初頭には徐々に大衆に広がっていきます。

しかし、カメラがなぜアートに影響を与えたのでしょうか。

カメラの登場により、それまでのアートの世界の正解とされていた「目に映る通りに世界を描く」というルネサンス以降のゴールが完全に崩れてしまったのです。

それ以降ゴールを失ったアートは、新たな正解を世に提示し続け「リアルとは何か」「素晴らしいとは何か」「目で見るものが正解なのか」を世に問いかけ新たなゴールを作り出す作品が多数出ています。

これからはもっと変化する

現代では、いわゆる「VUCA-変動・不確実・複雑・曖昧」な社会と形容されています。あらゆる変化の幅も早さも方向もバラバラで世界の見通しがきかない世界にいます。2020年3月頃発生した、感染症では1ヵ月程度の期間でいきなり飲食店や宿泊などに壊滅的なダメージを与え通常では、考えられない事態が起こっています。それだけではなく、デジタルの進化は早くあっと言う間に変化していきます。

そして、現在ではAIで過去のデータを処理する事で過去のデータからの未来予測は人間が太刀打ちできるものではありません。人間が真に行うべきことは何なのかを再度考えなおす必要性を本書は私たちに伝えてくれます。

結論

立ち止まって考える時間を持つこと』

『自分なりの正解を作る事』

『課題創出』

私たちは、毎日ニュース番組でネガティブな出来事を知り、SNSで人がおいしいと思うものを知り、LINEで人から情報を聞き、携帯からプッシュ通知で連絡が来て、様々な広告を見て生活しています。

今のあなたの行動は自分の考えでしょうか。動かされていませんか。立ち止まって考える時間を持ちませんか。そんな問いかけをしてくれる書籍でした。

もっと詳しく読みたい方はこちら。

「自分だけの答え」が見つかる 13歳からのアート思考

目次
閉じる