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包丁研ぎが生み出す3つの幸せな時間

日々何かしらの不安やデジタル環境に囲まれ、意図しない注意散漫な状態に陥る事はないでしょうか。

また、「次の日のプレゼンの不安」「お金の不安」「将来の不安」で憂鬱を感じ、幸せな時間を見過ごした経験はだれしも一度はあるのではないでしょうか。

「今・ココ」に集中し、意識的に「雑念のない平穏な時間」を持つ必要があるのではないかと考えています。

「今ある幸せを感じ活力を取り戻し」「精力的に課題に向かう」「楽しい時間に没頭する」の好循環を作り出すきっかけになると思います。

そして、「包丁研ぎ」は、包丁をメンテナンスする過程で、一心不乱に手を動かし続ける。瞑想に似た「雑念のない平穏な時間」が訪れます。

本記事では、包丁研ぎが生み出す”時間”についてご紹介したいと思います。

目次

包丁研ぎが生み出す3つの時間

何も考えずに包丁研ぎに集中する時間

休日のゆっくりとした料理の前にシャリシャリと心地よい音を立てながら包丁を研ぐ動作に集中する。

指先に意識を集中させ包丁を研いでいく過程で、雑念が取り払われ平穏な精神状態へと変化していく、瞑想にも似た精神状態を作りだす。

包丁を研ぎ終えたら新聞や野菜を試し切りを幾度となく繰り返す。包丁の切れ味や野菜の断面に満足感を感じながらメンテナンスを終える。

勢いのある料理の時間

切れ味の良い包丁で素材を切り分けていく行為は、非常に気持ち良い。食材を切る行為が満足感へと繋がり、勢いのある料理の時間が訪れる。

食事を楽しむ時間

切れ味の良い包丁で食材を切ることで食材にストレスを与えることなく料理ができる。そして、食材の切り口で料理のおいしさはぐんと上がる。

家族やパートナー、友人とゆっくりと楽しむことで、手入れされた道具で作られた料理は何倍もおいしく楽しい時間になる。

切れ味の良い包丁のメリット
  • ステーキ:フライパンと肉が隙間なく密着することで、表面が全体的に焼けることで肉汁を閉じ込められる
  • 野菜:繊維をつぶさず、野菜が持つ水分や旨味を逃すことなくカットできる
  • 保存:空気に触れる面が小さくなることで酸化を遅らせることができる

我が家の包丁の研ぎ方

必要なモノ

レビューが高評価だった「刃の黒幕シリーズ」中砥石(1000番)と仕上げ砥石(5000番)を購入しました。

併せて、修正砥石と荒砥石兼用で両面ダイヤモンド砥石(400番/1000番)の計3点があれば包丁研ぎをすることができます。

選択基準

  1. 荒砥は、欠けたの修正などなかなか出番がなさそうなので、中砥石の修正砥石と兼用にしました。
  2. 2000~3000番の砥石が欲しいところですが、5000番で時間をかけて磨いています。

研ぎ方

  1. 砥石に対して45°ぐらいに包丁を置く
  2. 15°ぐらいの角度を保ちながら磨いていく
  3. 刃元から刃先の部分に向けて5か所程度に分けて各20回程度磨く
  4. 磨きがひと段落したら爪に当て刃が引っかかるか確認
  5. 引っかかりが感じられれば研ぎが完了
  6. 最後にバリをとる為に新聞紙などに刃を滑らせる

砥石のメンテナンス方法

  1. 研ぎたい砥石よりも低い番手の修正砥石を用意する
  2. 砥石に鉛筆で網目状に線を書く
  3. 水をしっかり含ませ線が無くなるまで研ぐ

最後に

調理道具にこだわりながらの料理は、料理の時間や食事の時間まで楽しくしてくれます。

料理は食欲を満たす行為であり、人間の3大欲求の一つをつかさどる。人生の豊かさを決める重要な要素であり、丁寧に料理を楽しむことは非常に大切なことだと考えています。

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