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暇な休日は低温調理で料理をしよう

ステイホームや子どもが小さく外出のハードルが高まり、暇な休日は料理に挑戦しております。

中でも低温調理が休日のゆっくりとした過ごし方とマッチし、気に入っています。

そして、「妻が喜んでくれる」「お金がかからない」「穏やかな休日を味わえる」など多くのメリットがあります。

暇な休日の低温調理の楽しみ方をご紹介していければと思います。

何か1つでもおうち時間充実のお役に立てるものがあれば幸いです。

目次

低温調理とは

低温調理は、「焼く」「蒸す」「煮る」に次ぐ「第四の調理法」とも言われ、食材や料理ごとに、もっとも風味や食感が生きる最適な温度を一定時間キープして加熱する調理法です。

方法は簡単、食材を袋に入れ、真空状態で沸騰前の一定温度の湯せんするというシンプルです。

3つのタンパク質の変性温度を理解する

脂肪分に含まれるコラーゲン、筋繊維は、ミオシンアクチンという3つのタンパク質でできています。

コラーゲン:68℃以上で変性

68℃以上で変性するが、60℃以上でもゆっくりと時間をかけることで変性しゼラチン化する。

ミオシン:50℃以上で変性

肉に弾力が生まれ、旨味がでる。

アクチン:66℃以上で変性

肉の色が変わり、固くなり、収縮により水分が抜ける。水分量が減ってしまうことで肉がパサパサになり固くなる。

つまり、55℃から66℃の範囲で加熱することでミオシンを変性させ弾力と旨味を引き出すことができる。さらに長時間の低温調理でもコラーゲンも変性させることができる。

低温殺菌

厚生労働省が出している食品衛生法「食品、添加物などの規格基準」を頭に入れておく必要がある。

簡単に言うと、中心温度が55℃であれば97分、62℃であれば6分をキープすることで、低温殺菌できるというものです。

※温度や時間は、レシピサイトやブログなどの情報をうのみにするのは危険です。メーカーのサイトなどをみて調理することをおすすめします。

低温調理の魅力

再現性が高い

私のようについ最近料理をはじめたばかりであっても、正しい料理時間と温度を理解すればおいしい料理が作れる。必要なものは、温度計大きめの鍋ジップロックの3つだけです。

驚くほどおいしくなる

タンパク質を破壊しない低温度帯で調理するからこそ、鶏胸肉はやわらかくパサパサせずしっとりとした仕上がり、牛肉は、旨味をしっかり抱え込んみ噛めば噛むほど旨味があふれ出す。食材のおいしさを再認識させられる。

大げさではなく、感動するレベルまでおうち料理を格上げしてくれる。

温度管理の時間

のんびりとした休日。キッチンで温度計とにらめっこしながら過ごす。好きな飲み物のみながら時々火加減を調節して温度調整をしていく。

キッチンで立っている時は不思議と何も考えず頭がすっきりしてくる。贅沢に時間を使う中で、心穏やかになっていく。

原始的な温度管理の方法が私にとってはあっています。

時短や毎日の食事を低温調理していきたいと考えておられる方にとっては、低温調理機(BONIQ)を導入されるのが、見た目もスタイリッシュで良いのではないかと思います。

最近低温調理した料理

低温調理×生姜焼き(豚肉)

生姜焼き

ローストビーフ(牛肉)

低温調理と言えばローストビーフ。

ローストビーフ

サーモンのコンフィ

料理人城二郎先生のレシピを参考にさせて頂きました。

具体的な調理法まで紹介されているのでレシピを知りたい方は是非見てみてください。

低温調理ハンバーグ

感動したのが、ハンバーグ。低温調理以外にもいくつか試した内容を記載しておきます。

POINT
  • 玉ねぎはフードプロセッサーする
  • ひき肉は半分練る、半分は練らない
  • ハンバーグ成型時は、手にオイルを塗りテカテカにする
  • 料理研究家コウケンテツ 先生を参考にする

最後に

のんびりとした休日にキッチンで温度計とにらめっこしながら過ごすのもなかなか良いものです。

さらにお金もほとんどかかりません。節約にも繋がりオススメの楽しみ方です。

ひとつでも参考になるものがあれば幸いです。

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