- 「やる気」という言葉は、「やる気」のない人間によって創作された虚構
- 人間は、行動を起こすから「やる気」が出てくる生き物
- やりはじめると気分がノッてきて作業がはかどる。そうした行動の結果を「やる気」が出たから…と考えている
- 心理的にありもしない壁を勝手につくっている状態。「やる気が出ない」というのは虚構にすぎません。
- 「やる気を出すにはどうすれば…」と考えるだけで行動しないことは、時間の無駄でしかありません。
「行動が先、感情が後」という内容も記載されており、今までの経験など含め非常に腹落ち感があります。
「楽しいから笑うのではなく、笑うから楽しい」つまり、脳のスイッチは行動であると書かれていました。
私自身、「やる気」に頼らず「とりあえず腕立て1回やる」「はじめる準備だけする」といった様に最初のステップを最小化する事を意識していました。
本記事では、ミニマリストのやるべきことのはじめ方について紹介していこうと思います。
環境に頼る
やるべき事しかできない環境作りを意識する。
例えば、ブログ記事作成。
毎朝6時に起床、PCしか置いていない部屋に行く。ブログ編集画面を開く。どれを書くかなど眺める。書きたくなってきたら記事を書く。ここまで来れば、勝手に記事を書き始めています。
PCしか置いていない部屋に入れば、テレビやベッド、漫画などはなく、だらだらする事はできない。あとは、やるべきことをやる準備だけする。
やるべきでない事を意識的に遠ざけることも同時で行うと効果的です。
例えば、スマホ。
私のスマホには、ツイッターも入っていなければ株価をチェックするアプリも入れない。
気を取られやすいものはできるだけハードルを高くする。
『やるべき事しかできない環境×気を取られるもののハードルを上げる』これだけで劇的にやるべき事をできる確率が上がります。
瞑想で無意識下のタスクを終了させる
環境だけを整えても脳内が混乱していて手につかない場合がある。このような場合、瞑想が効果的です。
脳内が混乱しているなと感じた際には、目を閉じて呼吸に目を向ける。無意識下で、分散している注意が呼吸に向けられ冷静に何から手をつけるべきか客観的に判断できる。
パソコンで言えば、溜まったメモリのタスクを消すために再起動するイメージに近い。
脳も無意識下で行われるタスクを消去する為に、瞑想する。今向かうべきタスクに集中できる。
はじめる準備だけする
例えば、仕事での資料作成。
必要なデータやエクセルを開く。
ポイントは、資料を開くことを目的にする。これだけで良いです。
資料を見ていると自然と気になりだし。「このデータは〇〇な傾向が見て取れるな」「この場合はどうだろうか」などいつの間にか仕事に集中できています。
筋トレは、腕立て伏せ1回は必ずやる
習慣化しにくい代表例である筋トレ。
一日一回腕立て伏せする。
一度やっていただきたいのですが、大抵の場合、目標の回数以上筋トレを行うことができます。さらに、「今日は忙しいから」「できる環境がないから」などの言い訳は、一日一回の腕立て伏せには通用しません。
最後に
はじめの一歩目を心理的に負担にならない程度までサイズダウンして行うだけで、多くの「先延ばし癖」を避けることができます。
先延ばしがなくなることでストレスも軽減され快適な生活に繋がります。