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原因自分論は有用な考え方だが、注意も必要|脳内ミニマリストには必須スキル

こんな方にオススメ記事!
  • 原因自分論とは何か知りたい
  • 原因自分論で自分を責めすぎてしまう
  • 原因自分論の本質を知りたい
  • 原因自分論との正しい付き合い方を知りたい

私が好きな考え方の一つである「原因自分論」について書いていきたいと思います。「原因自分論」は、日々の学びを最大化してくれます。

しかし、付き合い方を誤れば、自分自身を責め、傷つけ、ネガティブな思考になってしまいます。うまく付き合っていく為の考え方をご紹介していければと思います。

目次

原因自分論とは

物事の原因と責任は全て自分にある。
自分の非力さに原因を求め、
他に責任を転嫁しない。
原因を自分に求めることにより
失敗の教訓を生かす事ができ、人は成長する。

ユニ・チャーム2代目・高原豪久社長のメッセージです。

(日本経済新聞社書籍 ユニ・チャーム共振の経営より抜粋)

つまり、「起きたもの事の原因は自分にある」と認識する考え方です。

ちなみに、対極の考え方は、「原因他人論」ですべての物事の原因は「自分ではなく他人にある」という考え方です。

「原因自分論」の本質

「原因自分論」の本質は、起きた事象を客観視し、原因と対策、行動をして学びを最大化する事にあると考えています。

「原因自分論」のメリット

・他者への負の感情が減る
原因が自分にあると考える事で、他者への負の感情を抱かずに済みます。他者に不満を抱き、怒りの感情で頭がいっぱいで何も手につかない事ほど無駄なことはありません。他者の行動は簡単には変える事ができません、自分を変えるほうが簡単で成長につながります。

・課題を認識できるからより成長できる
原因他人論でいては、課題に気づく機会を見逃してしまいます。原因を自分起点で考える機会を最大化できます。

・客観的に物事を考えるトレーニングになる
小さい課題に気づき考える機会が増える事で客観的思考能力を鍛えられる。日々なぜ発生したのかどうしたら良かったのかを積み重ねた分析が次に発生しただろう問題を小さくする事ができる。また、問題発生時にも冷静な思考を保つ事ができます。

・ポジティブに変わる
原因を自分にあると考え、課題解消の道筋が見え、行動していく事が明るい未来を連想でき楽しい気持ちになる

「原因自分論」との正しい付き合い方

本記事で一番伝えたい部分ですが、原因自分論は非常に有用な考え方ではありますが、注意も必要です。

・自分自身を責めてしまう
原因自分論は、自分自身にできることはなかったのかを改めて考えるもので、自分自身を責めて傷付けるものではありません。

・客観的な分析ができなくなる
問題や課題は、複数の要素が絡みあいの中で発生します。他者や環境要因も含まれ自分の行動を変えるだけでは不十分な事象もあります。まずは自分を見つめ対策を考えた上で、事実を歪めず、客観的な対策を打っていく事が必要です。

最後に

最後までご覧頂きありがとうございます。

個人的にはメリットにも記載した「他社への負の感情が減る」というメリットが非常に大きいです。

誰かに影響されるではなく影響を与える側だと考えるぐらいの考えで無駄な思考をせず、取るべき対応策に集中できる事が多いです。

少しでもご覧頂いた方に有益な情報となればと思います。

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