- 修道僧のような禁欲的なミニマリズムはおすすめするブログではありません。
- ミニマリズムがもたらす「ライフハック」としての機能をおすすめしたい。
- 「価値基準」を明確化し、比較の世界から抜け出す事をおすすめしたい。
名付けて「脳内ミニマリスト」です。メリットを解説していきたいと思います。
ミニマリストとは?
持ち物をできるだけ減らし、必要最小限の物だけで暮らす人。自分にとって本当に必要な物だけを持つことでかえって豊かに生きられるという考え方で、大量生産・大量消費の現代社会において、新しく生まれたライフスタイルである。「最小限の」という意味のミニマル(minimal)から派生した造語。
出典 (株)朝日新聞出版発行「知恵蔵」
つまり、自分にとって必要なものを厳選し、身の回りのものを最小限にしてシンプルに暮らす人々の事です。
「脳内ミニマリスト」とは?
脳内ミニマリストとは、頭の中の“無駄”を全部取っ払い、本当に大切なことだけに集中することを目指す人です。
ミニマリストが「物理的なもの」を厳選するのに対し、脳内ミニマリストは「頭の中にあるもの」も厳選していきます。
軸足が「物質的」ではなく「頭の中の整理」にあるイメージです。
ミニマルな生活は、表に見える部分だけでなく頭の中こそ必要ではないかと考えています。
脳内ミニマリストの3メリット
①頭の中がスッキリ
脳内ミニマリストは、今頭の中に入れておく必要のないものは全て取っ払います。
本当に必要なことだけに焦点を当て、自問自答を繰り返し、行動しトライアンドエラーを繰り返し前に進みます。
前進する感覚が不安を取り払いよりクリアな思考で物事を判断できます。
②脳の力を最大限に発揮できる
脳は強い不安や悩み、マルチタスクなどを嫌います。これらが原因で脳のパフォーマンスは低下していきます。脳内ミニマリストは定期的に何に悩んでいるのかを整理・断捨離していきます。
スケジュール帳、ノート、ブログなど短期・中期・長期と仕分けし、記憶ではなく外部記録にどんどんアウトプットしていきます。余計情報を一切頭の中に残しません。
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③好循環が生まれる
思考が整理された状態を保つ事で、新たな不安が到来した時にも脳のパフォーマンスが高い状態で対応が可能となります。さらに、見過ごしがちな日常の幸せに目が向けれる余裕が生まれていきます。
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脳内の無駄なものとは?
・ネガティブな感情というゴミ
日々の生活の中で様々な感情を抱き、感情に支配されています。心が乱れ何も手につかないなんてことは無駄でしかありません。抽象度を高め第三者的に娯楽として楽しむぐらいが適切な感情との距離かもしれません。
・他人のモノサシというゴミ
知らず知らずのうちに他人のモノサシで自分自身を測っています。SNSや他人との会話、テレビなどあらゆるモノサシを持ち脳に刻み込まれています。
CMを見れば”新車”と”幸せな家族”、ブランド時計は、”仕事ができる”と”ビジネスマン”を関連付け、本来そこに因果関係はないのに、「幸せ=新車」「ブランド時計=できるビジネスマン」というモノサシを刷り込まれています。自分自身の価値観だと思っているものは、実は他人からの刷り込みでできています。
自分自身が幸せと感じる事は何なのかしっかりと向き合う必要があります。
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・比較するからゴミが溜まる
他人のモノサシで測り他者と比較してモヤモヤする。
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・ネガティブな自己対話
「こんなの無理」「やりたくない」「やめたい」これらを捨てポジティブに変えていく。
脳内の無駄なゴミを捨て幸福に敏感になる
脳がクリアな状態を保つ事で幸せをより感じ、自分自身の幸せを見つけ、幸せを最大化していけると思います。
脳内が散らかり、色々なゴミで埋め尽くされていては、他人のモノサシで測った幸せを自分の幸せと勘違いしながら生きていく事にもなりかねません。部屋だけでなく脳内を整理・断捨離が必要だと考えています。