- 課題解決がなかなか進まない方
- 自分自身と対話する時間がなかなか取れない方
- リフレッシュできる習慣を持ちたい方
大学受験時代から続けている習慣である毎日の散歩。
「散歩」を通して、「自己対話」「解決策の模索」「リフレッシュ」を行い、苦しい時を乗り切った経験もあり、なくてはならない大切な時間です。
私にとって、非常に大きな役割を持つ「散歩」の魅力と効用について書いていければと思います。
魅力①:続けることに意志力がほとんど必要ない
筋トレや瞑想、あるいはジョギングなどは、続けることに一定の意志力を必要とします。継続できない自分に自己嫌悪感を抱きリフレッシュどころではなくなることもしばしば発生します。
一方、散歩は、毎日続けられるほど簡単でほとんど意思力を必要としません。
- 仕事がひと段落したから散歩
- 仕事が行き詰まったから散歩
- 朝の日差しを求めて散歩
以上のように散歩をしたくなるトリガーは、一日の中に無数に存在します。そして、時間や場所の制約なく行えます。
魅力②:特段用意するものはない
散歩に特別必要なものはない。強いて言えば、歩きやすいシューズだが、革靴の時でも散歩をすることができる。
革靴で歩いた時の足音である「コツコツコツ」という音は、一定のリズムを刻み心地良く、靴音に集中している時もある。
先ほど例で挙げた、「ジョギング」「筋トレ」「瞑想」はそうはいかない。
- ジョギング:ランニングシューズ、広いスペース、汗を流す場所、着替え
- 筋トレ:ジム or 空間、ヨガマット、着替え、シャワー
- 瞑想:静かな落ち着ける空間
魅力①②で述べたように、散歩は、継続する為のハードルが異常に低い。そして、継続に一番邪魔になる「言い訳」する隙がない。

旅先では、子ども達が寝ている早朝に一人ホテルを出て散歩を楽しむことが多い。こうした場面でも「特段用意するものがない」効果は非常に大きいです。
効用①:自己対話の機会を与えてくれる
日々の生活の中では、潜在的な意識である内面を見つめる機会はそう多くない。
何も考えずに散歩する機会の中で「こころの取っ掛かりになっている事」「疑問」「課題」などどんどんと湧き上がってくる。
丁寧に自己と対話する中で、二進一退を繰り返しつつ人生が好転する感覚を掴むことができる。
効用②:リフレッシュ効果

朝の日光を浴びながら、散歩をする清々しさはリフレッシュ効果が非常に高い。好きな場所で立ち止まり深呼吸し、脳に血流がいきわたり頭がスッキリする感覚を得られます。
ダイレクトに四季を感じることができるのも散歩の魅力。
春は、どこからともなく花の香りが漂い
夏は、虫の大合唱を聞きながら歩く。
秋は、道沿いに広がる落ち葉を踏みしめ
冬は、澄んだ冷気を感じながら歩く
効用③:思考の為の散歩
脳の整理ができていないと感じた時、何も持たずに散歩に出かけることが多い。
散歩する中で、整理され「今すべき事」が見えてくる。散歩の中で見つけた「今すべき事」を実行して解決に向かう経験を何度も体験しています。
また、短期的な事象だけでなく「なぜ働くのか」「何を成し遂げたいのか」「何が幸せなのか」などの長期的で人生に対する問いを考える時間も与えてくれる。
番外編:旅散歩(再掲)
毎日の散歩にとどまらず、休日は、グーグルマップで散歩したいエリアを探し「散歩旅」を楽しみます。ストリートビューから得られない感覚や季節を感じることができます。

