- リモートワークでテレビ会議を頻繁に行う方
- 子ども声が気になる方
- 生活雑音(掃除機や洗濯機の音)が気になっている方
本記事では、テレビ会議用のマイクについてです。長らくリモートワークが続き試行錯誤の末これだと思えるマイクに辿りついたので紹介します。
テレビ会議中に「子供の声が入ってしまう」「生活雑音が入ってしまう」などの悩みから解放され快適なテレビ会議が実現すると思います。

それでは行きましょう!
テレビ会議用マイク選びの4つのポイント
マイクには、コンデンサーマイクやダイナミックマイクと呼ばれるものがあったり、単一指向性、無指向性のものや、直接PCにさせるものやオーディオインターフェースを必要とするものなど調べているとややこしく迷子になります。
以下4つのポイントからご自身にあったものを選択する基準にしてもらえればと思います。
Point1:コンデンサーマイクとダイナミックマイクの違い
「コンデンサーマイク?」「ダイナミックマイク?」って何となると思います。
見た目に違いがありますので以下画像から確認してください。

ダイナミックマイクのメリット
- 耐久性に優れている。
- 無駄な音、ノイズをあまり拾わず、ハウリングも発生しにくい。
- マイク自体に給電する必要がない。
ダイナミックマイクのデメリット
- 感度がコンデンサーマイクと比較すると低く高音質でのレコーディングには不向き
- 集音距離が短い。ある程度近くで話さないと音を拾わない
コンデンサーマイクのメリット
- 感度が高く、幅広い周波数の音を拾うことができる
- ポップガード、リフレクションフィルターなどを使えば、プロ並みの音質での録音が可能
コンデンサーマイクのデメリット
- 電源供給が必要
- 感度が高いため、ハウリングを起こしやすく、ノイズ、雑音を拾いやすい
Point2:単一指向性と無指向性
マイクの違いで次に重要なのはこの指向性。要はどの方向の音を集音できるかという特性を表します。
目的によってさまざまな指向性のマイクが発売されていますので、目的にあった指向性のマイクを選ばなくてはなりません。
単一指向性
マイク正面に対して感度が高いタイプです。
ショットガン
指向性が最も鋭いタイプです。
無指向性
マイクの周り360度全方向に指向性があります。大人数での会議などに向いているタイプです。
Point3:差し込み端子
オーディオ端子
ノートPCには1つしか備わっていない事が多いためスピーカーやイヤホン用に置いておきたいところです。
Bluetooth
マイク性能が良くなってもBluetoothで送られる時の音の劣化は避けられない。したがって、音質を重視する場合は、USB端子やオーディオ端子経由の方法がよいと思います。
USB端子
音の劣化が少なくオーディオ端子をイヤホン用に残せるこのタイプが一番おすすめです。
Point4:オーディオインターフェースは必要か?
オーディオインターフェースには、音質改善や遅延などを防ぐ効果があります。
また、オーディオインターフェースで音の処理を行うので、PCに負荷をかけない効果があります。
PCのスペックが低い場合などにはオーディオインターフェースを導入する必要があると思います。
運営者の選択
私の事例を参考にしていただきながら、ご自身に一番適したマイク購入していただければとおもい紹介させていただきます。
Youtuberでも音楽家でもない私は、テレビ会議以外ではマイクを利用する機会はありません。
以下私の状況と考えていたことです。
●PC内臓マイクがあるにも関わらず、別でマイクを購入するのですからクリアな会話で高音質が良い。
→コンデンサーマイク
●仕事部屋として1室利用しており割と静かである。
→コンデンサーマイク
●子供が泣いたり騒いだりすると仕事部屋まで聞こえてしまう。イヤホンマイクだと子供の声を集音してしまう。
→単一指向性のマイク
●ノートPCにはオーディオ端子が1つでイヤホンをつなげたい。
→USB端子
●私の声を集音してくれればよい。
→単一指向性のマイク
●テレビ会議中にマイクを映したくない。
→コンデンサーマイク
●PCは高性能である。
→オーディオインターフェース不要
以上のことから
単一指向性のコンデンサーマイクかつUSB接続端子にしようと考えました!
※オーディオインターフェースも検討しましたが、少々お値段がしましたので諦めました。
上記要件を満たすマイク
MPM1000U:割と値段もお手頃でおすすめです。
私が購入したタイミングでは6,500円程度でした。
AT2020USB+:ちょっとお値段上がりますが、イヤホンをマイクにさせるのでおすすめです。
最後に
最後までご覧頂きありがとうございます。
子供や赤ちゃんの声を拾ってしまい会議などに集中できず困っている方も多いと思います。
少しでも参考になればと思います。