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毎日使う少額の支出に注意|飲み物代・ATM手数料・昼食代・動画サブスクを節約

こんな方にオススメ!
  • 固定費の見直しは完了したが、なぜかお金が貯まらない方
  • 生活の質(QOL)を下げずに更なる節約をしたい方
  • 節約の効果を知りたい方

本記事では、日々の飲み物代などの少額で意外と見落としがちなお金についてです。

「日々使う少額の支出の具体例」や「日々の支出を抑える方法」「節約できた場合の効果」を話していきます。

目次

見落としがちな少額の支出

飲み物

飲み物代に毎月いくらぐらいかかっているか把握していますか。

外出先でついつい買ってしまう飲み物。仕事が一息つくコーヒーなど、実はお金が結構かかっています。

●毎日、コーヒー×2 + お茶ペットボトル×1の場合

240円×30日=7,500円/150円×30日=4,500円 つまり、12,000円

●毎日、コーヒーを1本買っている場合

120円×30日=3,600円

昼食代

●仕事の時は、昼食は外食の場合

1,000円×22日=22,000円

●仕事の時は、昼食はコンビニ弁当の場合

500円×22日=11,000円

ATM手数料

●月に3回、引き出し又は、預け入れをした場合

220円×3日=660円

動画系サブスクリプション代

一度入会すると見直ししない限り永遠に課金されるサブスク。定期的に整理が必要。

●ネットフリックスとHulu、Amazon Prime

Netflix(1,490円)、Hulu(1,026円)、Amazon Prime(500円)計:3,016円

他にもビール代やビニール袋、お菓子など様々ありますが、生活の満足度を下げないものは節約を試してみるのがいいと思います。

我が家では、休みの日に家族でのお出かけ頻度は高くガソリン代など非常に大きな出費です。しかし、ガソリン代を気にして休みを過ごすことは生活の満足度を下げるので節約はしていません。その代わりに日々の小さな支出を抑えるようにしています。

なぜ、日々の小さな支出がないがしろにされやすいのか?

固定費は一度見直してしまえば下げることができる。つまり、常に気を付ける必要はなく一度の見直す機会さえあれば支出を下げる事ができる。

しかし、”日々の小さな支出”は、日々注意深く観察していないと知らぬ間に支出してしまう。そして、恒常的に意志力が求められる事が原因だと思います。

しかし、”日々の小さな支出”は、小さな意志力で比較的簡単に支出を制御できる。

  • コンビニで買うコーヒーをやめ、水筒にコーヒーを入れていく
  • 昼食を自分で作ったお弁当にする
  • ATM手数料は、必要と予測される金額を把握し、月に1度にまとめる
  • 動画系サブスクは、結局複数入ったとしても見れる時間には限りがある。見れる分だけ契約する。

小さい支出は、幸福度を下げることなく代替案で支出を制御できます。日々の小さな支出こそ節約の対象にすべきだと思います。

一口メモ

コンビニや自動販売機での支出で効果的だと思うのが、小銭を持ち歩かない事。そして、支払いはお札のみでする事。お札を崩すのが嫌という感情が生まれ一度立ち止まって考える事ができる。

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小さな支出を節約する効果

私たちは本能的に未来の利益より目先の利益を優先させる傾向があります。

将来のためにお金を貯めることより、今欲しいものにお金を使ってしまう、これを行動経済学の枠組みでは、「現在志向バイアス」と言います。

現在の価値と未来の価値が非対称性があるという事です。そんな低く見積もられがちな、未来の価値についてシュミレーションしてみました。

シュミレーション①最大パターン

節約を全くせずにいた方がしっかりを節約した例になると思います。

費目節約前節約後
飲み物代12,000円0円
昼食代22,000円3,000円
ATM手数料660円0円
動画系サブスクリプション3,000円1,000円
合計37,660円4,000円
差額33,660円

差額33,660円をS&P500(年率7%の利回りで仮定)に投資して20年運用した場合のシュミレーションがこちら。

引用)金融庁資産シュミレーション

20年後には1,753万円となります。つまりトリニティスタディの4%ルールに従えば、毎年70万円(20年目の評価額×4%)取り崩しながら生きていく事もできます。小さな支出を見直す効果の大きさがわかります。

そんなに日々小さな支出をしていないし、そこまで節約すると息苦しいという方向けに、もう1パターンシュミレーションしてみます。

トリニティスタディについて詳しく知りたい方はこちら!

求めるFIRE生活とは?5つのステージと最低限のコスト|トリニティスタディを学ぶ

シュミレーション②

ある程度の節約には取り組まれていた方が、我慢しない程度に整理したシュミレーションかと思います。

費目節約前節約後
飲み物代3,600円0円
昼食代11,000円3,000円
ATM手数料660円0円
動画系サブスクリプション2,000円1,000円
合計17,260円4,000円
差額13,260円
引用)金融庁資産シュミレーション

20年後には、690万円となり、同様に4%ルールで考えると年間27.6万円(20年目の評価額×4%)となり毎月の携帯代や光熱費を支払えるぐらいになる事がわかります。

最後に

小さな支出が生活の質に大きく関わっている方は、無理に節約する必要はないと思います。しかし、小さな支出は生活の質にさほど関わっていないと考える方は、生活の質を下げる事なく、将来への安心を持てる方法だと思います。

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